前回に続いて、ゲストは、澤地久枝さんです。なんとスタジオ収録ではなく澤地久枝さんのご自宅に伺いました。お約束の時間の10分前、山本ディレクターと玄関を入るところから録音しようと準備していました。
澤地さんの書斎に入る喜びをリスナーさんと共有したいと思ったからです。
マイクの準備ができた頃、玄関が開いて「あ、いらっしゃい。さぁ、どうぞ」と澤地さんが招き入れてくださって、録音が始まりました。
聴いてください。
書斎の様子、リスナーさんにも見せたいので撮ってもいいですか? とお尋ねしたら、「どうぞ」と許可してくださったので、置いてある物、掛けてある物、飾ってある物、たくさん、撮りました。
ご覧ください。

玄関には「アベ政治を許さない」が貼られています。

書斎の様子、散乱してるように見えますが澤地さんにしかわからない方針の元に置かれているのでしょう。

これは「北 一輝」の書。
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北 一輝は、戦前の日本の思想家、社会運動家、国家社会主義者。二・二六事件を引き起こした皇道派青年将校の理論的指導者として逮捕され、軍法会議にかけられ、死刑判決を受け刑死した。 ウィキペディア
死没: 1937年8月19日, 東京都 東京 渋谷区
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澤地さんの処女作は「妻たちの二・二六事件」
どう読むのか、どんなことが書かれているのかゆっくり教えてほしかった。貴重な貴重な掛け物。

心臓の権威、榊原仟(さかきばら しげる)氏の写真。
澤地さんは28歳の時に初めての心臓手術をなさってから今までに3回も手術を受けておられます。

夏目漱石全集初版本。横に積んであるのは「万葉集」
「わたし、卒論は万葉集だったのよ」

骨董の先生は向田邦子さんと仰います。
向田邦子さんと親友だった話し、
収録しつつ(貴重なお話を伺っている……)と感じていました。
これは北大路魯山人の「信楽 ゆのみ」

最後にツーショットをと撮った一枚。
下を向いている澤地さん、肩が痛くてまだきものを着れないのよ。わたし、お化粧もしていないし……と仰って、でも写真は嫌やだとは仰らない。
潔い、きっぱりした、我慢強い、気骨ある、そして、やさしいやさしい澤地さん。
そば近くに居ることを許してくださって、たくさんお話しを聴かせてくださって、ほんとに有り難い、ありがたいことでした。
ありがとうございました。