きっかけは、高砂雅美さんでした。
水中写真家、自然写真家、夜の虹写真家として大活躍されている写真家・高砂淳二さん
(http://junjitakasago.com
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss・・・)の夫人でご自身、外国人に日本語を教えるという仕事する女性でもあります。
わたしのたいせつなたいせつな女友だちですが、この雅美さん、ちょっと変わっています。
(ご本人の耳に入らないことを願って書いてしまいますが・・・w)、
人と話す時、大きなクルッとした目でジっと見つめます。
「そうだったんですよ、あはは〜〜」と言ってジっと見る。
「あらイヤだ、ほんとにィ〜〜」と言ってジっと見る。
本人にしたら単にクセなのでしょうが、
ジっと見られるこちらにとっては効果ありあり、なのです。
雅美さんにジっと見つめられて嘘をつける人はこの世にひとりもいないと、わたしは思います。
大きなクルッとしたその瞳は鏡のようであり、さざ波ひとつ立っていない静かな湖面のようであり、宇宙の果てへすべりこむ入り口のようでもあります。

雅美さんがある時、こう言いました。
「読んでほしくてみどりさん用に一冊、別に、買ってきたんです。これ、読んでください」
絵本、でした。
ーーー「おこり地蔵」四國五郎・絵」ーーー
金の星社 定価(本体1.200円+税)
ーーーここに本の写真とAmazonへのリンク
https://www.amazon.co.jp/おこりじぞう―絵本-沼田-曜一/dp/4323002378/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1475572779&sr=1-1&keywords=おこり地蔵

読みました、さらさらと。
もう1度、読みました。
ちょっと、息が止まりそうになりました。
そして次は、ゆっくりと丁寧に、ゆっくり丁寧に、読みました。
と、鼻の奥の方で喉の奥の方でクゥっといった音がして、鼻がツンツンしてきて震えだし、わたしは声をあげて泣きました。
心を鷲掴みにされたっていう形容がぴったりでした。

死んでも伝えたかったことを、
戦争はしちゃいけない、原爆なんて作っちゃいけないということをご自分の人生をかけて残してくれた画家・四國五郎さん。
天才画家・四國五郎さん。
誰かの家の壁を飾るために描いた絵じゃないんだ、
戦争はダメだというメッセージを伝えたいんだと、一枚も絵を売らなかった四國五郎さん。
画家としての名声名誉、お金などになんの興味も持たなかった四國五郎さん。
まだ、ご存じないとしたら知ってください。
そして、あなたのたいせつな人々へ、特に小さい子どもたちに読ませてあげてください。

ここから先は今回の放送を聴いてください。
四國五郎さんのご子息、四國 光さんが語ってくださいました。