「木内みどりの指差し確認」2回目の収録。
この小さな録音スタジオに名前がつきました。
「自由な隅田川スタジオ」」なんだかかわいい名前ですよね。
そう、隅田川べりにあるのです。中央区です。銀座に歩いて行けちゃいます。地下鉄・勝どき駅からも歩いてすぐという便利な位置にあります。
わたしは、今日初めてこの「自由な隅田川スタジオ」に行きました。
ドアを開けて靴を脱いで、そう、窓からの景色に思わず声が出ました。
「うわぁぁ、眺めがいいんですね〜〜」「あ、あれは、勝鬨橋」「あぁ、あそこに東京タワー !」
部屋もきれい。壁紙も床も何もかも新しくされた部屋はすっきりさっぱり、気持ちがいいです。Facebook やTwitter で備品の寄付をお願いをしました。たくさんの方々から次から次へと届いていました。コーヒーカップ、グラス、大皿・中皿・小皿。茶托、電子レンジ、掃除機、電話機、ポット、コーヒー・紅茶・日本茶。お煎餅、かりんとう。
ここでもお礼を申しあげます。
送ってくださった、みなさま、ありがとうございました。
今日のゲストは関根健次さん。映画配給会社「ユナイテッドピープル」をやってらして
たくさんのドキュメンタリー映画を配給され、「平和映画祭」も立ち上げ、この5月開催が5回目。「平和学の父」ヨハン・ガルトゥング博士の招聘・講演を開催したりと目をみはるご活躍です。一般的に言うところの「有名人」ではありません。が、わたしは「自由なラジオ」のゲストには「有名人」よりほんとにお話しを聴きたい方、お会いしたい方に登場してほしいと思っています。
リスナーの皆さんのご希望も聞かせてください、ね。
もうひとりのゲストはシンガーの、大島花子さん。国民的な歌手だった「坂本 九」さんのお嬢さんです。花子さんはやさしい穏やかな雰囲気ですが、戦争反対、原発反対を言ってらして背筋の伸びた「凛とした」女性でした。なにより嬉しかったのは7歳の息子さんと来てくださったこと。いわゆる「ラジオ出演」ではなかなかできないこと。自然体で生きる花子さんだかこそ。伸び伸びすくすくの少年はその場を一気に健康的で前向きな「気」に溢れる場所にしてくれました。山本索ディレクターも音響スタッフの箕島望さんも笑顔です。
ぜひ、聴いてください。
木内みどり・きうち みどり
女優・家庭の主婦。65年劇団四季に入団。初主演ドラマ「安ベエの海」(TBS)、「いちばん星」(NHK)、「看護婦日記」(TBS)「風のガーデン」(フジテレビ)など多数出演。映画は、三島由紀夫原作『潮騒』(森谷司郎)、『死の棘』(小栗康平)、『大病人』(伊丹十三)、『陽だまりの彼女』(三木孝浩)、『0.5ミリ』(安藤桃子)など話題作に出演。3・11以降、脱原発集会の司会などを引き受け積極的に活動。twitterでも発信中:水野木内みどり@kiuchi_midori