電話インタビュー:今中哲二さん
聴き手:西谷文和

西谷文和:
今日は今中哲二さんと電話が繋がっています。今中さん、宜しくお願いします。

今中哲二:
はいはい、どうも。

西谷文和:
今日はですね、「総選挙で自公圧勝、これからの原発再稼働はどうなる」と題してお送りしたいのですが、総選挙ではですね、消費税のこととかはよく語られていたんですが原発をゼロのするのかどうなのかということはあまり語られていなかったように感じたんですが。

今中哲二:
原発のことは端々では言っているんですよね。原発ゼロ、原発を減らしましょうと。自民党の言い方を聞いていてもやっぱりできるだけ減らした方がいいよというニュアンスですよね。

西谷文和:
でもね、ベースロードと言うてますでしょ、原発は重要だと。言うてることとやってることがちがう。

今中哲二:
やってることが違うんですよね、はい。

西谷文和:
これね、自民党は重要な電源と位置付けていますが、希望の党は原発ゼロの期限を2013年まで、維新はフェードアウト、共産党は廃炉のプロセスに入る、立憲民主と社民は再稼働に反対と、見事に色々別れたんですけど。

今中哲二:
だけどもみんな、自民党以外はどんどん減らしましょうと、そう言う風に言っているわけですよね。

西谷文和:
そうですね。

今中哲二:
ただ、すごく軽いんですよね言い方が。

西谷文和:
言い方が軽い。

今中哲二:
言ってらっしゃる方が、どう言う道筋で原発をなくすのか、そしてその途中で電力会社を説得しなきゃいけないですよね。

西谷文和:
そうですね、それと全国の労働組合も説得しなきゃいけないですよね。

今中哲二:
どう言う風にして説得していくのかと言うようなことを本気で考えているとは思えないですよね。

西谷文和:
なるほど、いわゆる言葉だけで。

今中哲二:
評判を集めようかと、そう言うニュアンスにしか聞こえない。

西谷文和:
しかし、立憲民主と社民党と共産党に関してはこれまでもずっと言っているので、この言葉は本当かなと思うんですけど。

今中哲二:
そうですよね。それなりにその気だと思います。

今中哲二:
ただね、立憲民主党と、社民・共産にしろ、具体的に日本のエネルギー政策をどのように持っていくのかを出して、そして説得力を持つ形で展開しないと世間の人は説得できないですよね、なかなか。

西谷文和:
なるほど、そうでしょうね。

今中哲二:
それがね、政治の役割だと思うんですよ。

西谷文和:
政治家のね。

今中哲二:
それを一般市民はとにかくやめようでいいんだと思います。それを具体的にどういう風な道筋でやめていくかと言うことが政治家の仕事なんだろうと思います。

西谷文和:
例えばですね、核のゴミの最終処分とかね、核燃料サイクルに関しても説得力がまだないですもんね。

今中哲二:
あとですね、やっぱり選挙の焦点が消費税とかなんとかという話になってますけれども、やっぱり長い目で日本は世界のどこを目指していくのかという問題になってくるんだと思いますよ。やっぱり安倍さんの言っているのはどんどん景気よくして、どんどんお金を使ってどんどん経済を大きくしようということで、それにたくさんの票を入れる人が多いみたいですけれども、そういう流れを変えていかなくてはダメなんだと思いますね。

西谷文和:
よくわかりました。有権者の側にも、もうちょっと長い長期的な視線でこの社会をどうするかっていうのを考えないと。

今中哲二:
そうですね。それときちんとした政治をやってくれる政治家と。世の中全体を少しずつ変えていくしかないんだろうと思います。

西谷文和:
目先の株が上がったとかね、オリンピックで景気がとかそういうところにこだわっていたら、それやったらやっぱり原発もやろかってこうなりますもんね。
だからもうちょっと先を見越してちょっとずつ変えていかないといけない。まあそういうことでしょうね。

今中哲二:
そうですね。ですから50年100年先を見た時には原発はない方がいいというのははっきりしていますから、そこへ目指してどういう風にいくのかが政治の側の責任だと思います。

西谷文和:
そう思いますけど、安倍首相にはそういう信念は見えないと。

今中哲二:
はい、全然考えていないです。

西谷文和:
よくわかりました。今中さん、どうもありがとうございました。

今中哲二:
はい、どうも。