2018.3.6

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こんな世の中だからこそぜひ読んでほしい
「声なき人々の戦後史」の著者に聞く

PERSONALITY

木内みどり

GUEST

鎌田 慧さん(ルポライター)

今回は、「声なき人々の戦後史」(上)(下)(藤原書店)を出版されたルポライターの鎌田慧さんを訪ねて、たんぽぽ舎(東京千代田区の脱原発活動グループ拠点)に伺いました。

本書は、朝日新聞青森版に2014年3月から2年間連載された「声なき人々の側で――ルポライター鎌田慧の軌跡」を、朝日新聞記者の出河雅彦さんがまとめたもの。戦後急速に経済成長を続けた日本社会、その底辺には、大きなメディアに取り上げられることもなく、長きにわたって続く小さき市民、労働者の悲痛な叫びがありました。これは、労働問題、いじめ自殺などの教育問題、イタイイタイ病や水俣病などの公害、福島原発事故などなど、リスクを背負い生きる人々の届かない声を集めて編んだ渾身のルポルタージュです。

番組では、その「声なき人々」を追い続けるジャーナリズム精神と、ルポルタージュというスタイルにこだわりペンを握り続ける鎌田慧さんにマイクを向け、現代社会における「豊かさ」とは果たして何なのか、そして今だからこそ厳しく問いたいメディアや世論形成の在り方についてなど、木内みどりが膝を交えて伺いました。

*番組でご紹介した本
「声なき人々の戦後史」(上)(下)/鎌田慧・出河雅彦(藤原書店)