2017.10.17

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平和に、平等に、安心して生きることができる社会めざして

PERSONALITY

西谷 文和(ジャーナリスト)

GUEST

藤井 克徳さん(日本障害者協議会代表・きょうされん専務理事)

今回のスタジオのお客様は、日本障害者協議会代表で、また障がいのある成人の方が地域で働くことを応援する事業所の全国組織「きょうされん」の専務理事でもいらっしゃいます藤井克徳さんです。ご自身も視覚障がい者であり、障害者の人権について、幅広く発言をされて来られました。

今日は、そんな藤井さんに、第二次世界大戦中のドイツにおいて、精神障がい者や知的障がい者などが大量虐殺されたという恐ろしい歴史について伺います。

ヒトラーがドイツ民族を最も優れている民族とする政策を推し進めたことは明白な史実です。ただ、ユダヤ人への迫害のみならず、実は、障がい者や遺伝性の病気の人も、「ドイツ民族の血を汚す」として、また「金ばかりかかる価値のない命」とし、20万人以上が殺害されたことを知る人は少ないと思います。

この極秘計画、T4作戦という暗号で呼ばれ、この作戦を実行した医師やスタッフは、後にはアウシュビッツ強制収容所などでユダヤ人殺害に加担したと言います。T4作戦で培われたガスを使って効率的に殺すという技術が引き継がれました。そんな恐ろしい歴史でもありました。

社会的に弱い立場の人々を排除する「優生思想」の恐ろしさを感じます。さて、それは過去の戦争中、遠い外国での出来事、と片付けることができるのでしょうか?

また、番組後半では、昨年7月、日本で起きた障がい者にまるわる痛ましい事件、神奈川県の津久井やまゆり園でのいわゆる相模原障がい者殺傷事件についてもふれていただき、障がい者から見た現代社会、その中に山積する課題について、じっくりと伺っていこうと思います。

<Light Up!ジャーナル> 

東京電力福島第一原発の廃炉工程表、4度目の改訂について

元京都大学原子炉実験所の小出裕章さんに政府が9月26日の関係閣僚会議で、東京電力福島第一原発の廃炉工程表を、2年ぶりに4回目の改訂をしたことについて、解説していただきます。