2017.1.17

042

ガイガーカウンターを携え、ヒップホップを叫ぶ。
「無関心」と闘うミュージシャンは、市議会議員!

PERSONALITY

おしどりマコ・ケン

GUEST

DELIさん(ミュージシャン・松戸市議会議員)

ヒップホップグループのMCという異色の経歴をもつ松戸市議会議員のDELIさんに、3.11以降、政治そして音楽にかけた思いをたっぷりと伺いました。

メジャーレーベルからCDデビューもしているDELIさんですが、東日本大震災で福島第一原発が爆発してから、意識がどんどんと変わっていったといい
ます。きっかけとなったのは、地元千葉県松戸市に、南相馬の人たちが避難してきたこと。その中にDJ仲間の親御さんもいて、その仲間の誘いで原発5キ
ロ圏内近くまで、ガイガーカウンターをもって放射線量を測りに行ったことがありました。その結果、場所によっては、南相馬より地元松戸の方が線量が高い場所もあることを知ったといいます。他人事ではない、自分たちの問題なんだと気づかされたのだといいます。
まずは、放ばく被害を真っ先に受ける子どもたちを守らなければならないと、SNSなどを駆使して仲間を募り、札幌など安全な場所に子どもたちを逃がす運動「オペレーション・コドモタチ」を立ち上げます。
これが原点となって、ひとりのミュージシャンが世の中を変えようと動きはじめます。松戸市議会議員へも「脱被ばく、脱カスタマー」だけをスローガンに出馬し、見事当選。脱カスタマーとは、他人事でいるな、ヒーローは待っていても来ない、ひとりひとりが主人公にならなければならないというお考えだそうです。「ミュージシャンだからとか、わかってないとか馬鹿にするならすればいいけど、俺の考えに投票して当選させた人たちがいる。それを馬鹿にするな!」という主張は、民主主義の的を射ているといえますね。拍手です。
そして、今、松戸市議会議員として精力的に活動しながら、「プラネット・ロック」という政治団体を立ち上げて、さらに人々の「無関心」と闘っておられます。「俺みたいなのが立ち上がらなければならない世の中なんだなと思って、気が付いてくれればいい」と自虐的に表現されていましたが、強面のヒップホッパーの心は、熱く、限りなく愛に満ちていました。どうぞお聞き逃しなく!!
DELIさん公式ホームページ http://www.planetrock.jp/

■LIGHT−UPジャーナル:廃炉が決まった「もんじゅ」と高速炉の行方
今回は大阪のスタジオから、新聞うずみ火の矢野宏が、京都大学原子炉実
験所研究員の今中哲二さんに、廃炉が決まった「もんじゅ」と、さらに研究が
進むという高速炉の行方について伺いました。こちらもたいへんわかりやすい
解説です。どうぞお楽しみに!