2016.10.25

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現場記者が見てきた『原子力ムラ』。
〜矛盾に直面する地元、そして都会の無関心〜

PERSONALITY

西谷文和

GUEST

伊藤宏さん(和歌山親愛女子短期大学教授・元共同通信記者)

10月初旬に福井県を取材してきた西谷文和は、もんじゅ廃炉を巡る基本的な疑問に突き当たりました。それは、もんじゅで出た「使用済み核燃料」は99.8%という高純度プルトニウムであるにも関わらず、これをさらに再処理するRETFなるものが、すでに1200億円かけて作られているという事実です。今回は、長年に渡って「原子力ムラ」の取材を続けてきた元共同通信記者の伊藤宏氏をゲストにこの問題を考える他、福島原発事故から5年、風化する記憶と、復活する「原子力ムラ」の実態に迫ります。

■LIGHT−UPジャーナル「防衛費から大学へ補助金支給するという問題について」
防衛省は、8月31日、過去最大の総額5兆1685億円に上る2017年度予算の概算要求を発表しました。このうち、企業や大学に対し、軍事に応用可能な基礎研究費を助成する「安全保障技術研究推進制度」予算として、2016年度の6億円から18倍増となる110億円を要求しました。今回は、この大学機関における軍事研究(軍学共同研究)について、元京都大学原子炉実験所助教の今中哲二さんに伺います。

■ニュースの歩き方「これからどうなるシリア内戦&南スーダン自衛隊派兵」
南スーダンの首都近くで、10月8日、民間人を乗せたトラック4台が待ち伏せ攻撃を受け、市民21人が死亡しました。南スーダンでは、陸上自衛隊が国連平和維持活動(PKO)に参加しており、稲田朋美防衛相は、現地に飛びましたが、首都の治安は落ち着いているとの見方を示しました。この事態をどう見ればいいのか?また、シリア内戦の今後についても考えます。