2016.9.13

024

五輪選手に政治利用するなと言論を封鎖する。
それ、政治でしょう!

PERSONALITY

おしどりマコ・ケン

GUEST

佐々木明さん(アルペンスキー選手)

今回のゲストは、ソルトレーク(2002)、トリノ(2006)、バンクーバー(2010)、ソチ(2014)と4つのオリンピックに出場してきたアルペンスキー選手、佐々木明さんです。スキーに全身全霊をかけた人生を歩む佐々木明さんですが、東日本大震災による福島第一原発の事故以来、スキーヤーズヘルプファンデーションというNPOを立ち上げ、また仲間のスキーヤーとのネットワークを活かし、大きな組織にはできない本当に困っている人たちに届く支援を続けていらっしゃいます。

まず番組前半では、オリンピックにかける思いとともに、海外での暮らしが長かった佐々木明さんが特に感じてきた、旧態依然としたJOCや日本選手団の体質を例に、日本人特有の「かっこ悪さ」について言及しました。
番組後半では、3.11原発事故に伴い家族を海外へ避難させたときのこと、またそれからは「俺たちのフィールドに不純物はいらない!雪を汚すな!」と、ゲレンデや山の放射能測定をして除染を勧めたりとアクティブに活動された日々のことなどをお話しいただきました。

また継続的な支援として、子どもたちに「雪」にふれてもらいながら、命や自然の大切さを学ぶ「雪育(ゆきいく)」と称した活動を続けていらっしゃいます。放射能から逃れたい子供たちのためにとたくさんのお仲間のスキーヤーたちの温かい支援も集まっているといいます。今この時代に、世代を超えて人として大切なことをつないでいく尊くも美しいこのプロジェクトについて、じっくりと語っていただきました。
また政治とオリンピックの関係について佐々木明さんは、国や人種やひとりの人間としてのバックグラウンドがあっての選手である以上切り離せないものがあり、スポーツを通して意志を伝えていくのもアスリートのあるべき姿という姿勢をもっておられます。その中で、スポーツだけに一生をかけて他のことには関心が向かない日本のスポーツ界の在り方に一石を投じました。

今回は、そんな佐々木明さんの筋の通った本音が聞ける、特別なインタビューになりました。どうぞお楽しみください。

■LIGHT-UPジャーナル:「日本で一番再稼働させてはいけない原発の一つが再稼働してしまった!」
元京都大学原子炉実験所の小出裕章さんに電話をつないで、8月12日に再稼働した愛媛県伊方町にある四国電力伊方原発3号機について伺いました。最も危険視されている中央構造線断層帯のすぐ近くに位置する佐田岬半島。その付け根あたりにある伊方原発が万一大地震による事故を起こした場合には、半島の住民はどこへどう避難したらよいというのでしょうか?小出先生の分析とご意見を伺います。