2016.8.18

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Iam not ABE に込めた警告
ひとりひとりの挑戦こそが民主社会をつくる

PERSONALITY

おしどりマコ・ケン

GUEST

古賀茂明さん(元経産省職員 フォーラム4代表)

今回のスタジオのお客様は、元経済産業官僚でジャーナリスト、エコノミストの古賀茂明さんです。テレビ朝日の「報道ステーション」降板から、1年と数ヶ月、あれから古賀さんはどうしてこられたのか、また大きく変わりつつある今の日本の社会をどう見つめておられるのか、民主主義と報道・ジャーナリズムについて伺いました。

番組前半では、昨年3月27日の「報道ステーション」降板に伴う、「I am not ABE」発言の真相についてお話を伺いました。降板の年の1月23日、同番組でイスラム過激派組織「イスラム国」の日本人人質事件への政府の対応を批判して「I am not ABE」と、最初に発言した古賀さん。官邸からも激しくバッシングされたこの短い、しかも英語のメッセージで、古賀さんが発した警告とは?

それは、その後に発生しているチュニジアやバングラデッシュの日本人を巻き込んだ凄惨なテロを見て、きっと誰もがのちに気がついたことではないでしょうか?日本人はもはや中東のテロリストたちのターゲットになってしまったということなのでしょう。そして古賀さんは、2015年3月27日、手作りの「I am not ABE」のフリップを忍ばせ、最終回のスタジオに臨むのです……。

番組後半では、先の都知事選での野党共闘の舞台裏についてじっくりと伺いました。一時は候補者として推されていた古賀さん。鳥越さん擁立のまさにその前夜までの、市民連合、民進党、都議連などの調整、駆け引きについて、そのドラマのような展開を振り返りました。

(この番組は、都知事選の投票日前に収録されたものです)

そして、政策ではなく強大な勢力に勝つためだけのおろかな戦略で私たちが見誤ってしまったことについて、またこのようなことを続けることで逆に失ってしまう民主主義の精神について、おしどりマコ・ケンが古賀さんと語り合いました。この先の憲法改正や、原子力政策の行方は如何に?市民ひとりひとりの自由意志がよりよい世の中をつくっていく、そんな健全な社会が今一番求められているはずです。

■LIGHT-UPジャーナル「浜岡原発の安全対策工事の遅れについて」
また、今日の「Light Up!ジャーナル」は、元京都大学原子炉実験所の小出裕章さんに電話でお話を伺います。中部電力が、5回目の延期を発表した浜岡原発の安全対策工事の遅れについて、そもそも新規制基準のもと一体何が起こっているのかについて教えていただきます。大地震などの自然災害を前に、人類は「科学」をどう扱うべきなのか、その可能性と限界について分かりやすく解説いただきました。